【2022年千葉ロッテマリーンズ最終戦】マーティンと中村奨吾の絆

野球
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「お疲れ様です。
マーティンのリストバンドありませんか?」

中村奨吾から最終戦前日にLINEが届いた

「あるはずだよ。マーティンにも確認してみるよ」

これが奨吾と僕の前日のやりとりでまさかこんなことになるなんて思っていなかった

 

シーズン最終戦は本当にたくさんのことが起こった

今シーズン一番に近いお客さんの数
三森選手の先頭打者ホームラン
山口選手の逆転スリーラン
オリックスの逆転優勝
セレモニーでの井口監督の辞任

もちろん僕の中では監督のセレモニーでの発言が一番衝撃的でしたが

中村奨吾選手がマーティン選手のリストバンドをしてプレーしたことが一番嬉しかった

 

シーズン最終戦の練習後にマーティンの青のリストバンドを奨吾に渡した

 

すると奨吾はこう言ってくれた

 

「今日はマーティンのリストバンドをつけてプレーしようと思います」

 

記念に自分も欲しなぁって思っていた自分が恥ずかしくなった…

 

実際に奨吾は青のリストバンドをつけてプレーした

マーティンの登場曲をかけてヒットも打った

三打席目には貴重なタイムリーツーベースを打った

奨吾は最後までマーティンのリストバンドをつけてプレーした

 

セレモニー終了後
一通のメッセージが届いた

 

マーティンからだ

 

「Brave Man(奨吾のあだ名)に伝えてくれないか…今日の試合を見て涙がとまらなかったよ…こんな幸せなことはないよ」

 

これを奨吾に伝えると

 

「マーティンとは最後まで一緒に戦いたかったです あんな終わり方はしたくなかったんで」

 

奨吾は最後までマーティンと一緒にプレーしたかった

 

すぐマーティンに伝えると

 

「本当に嬉しいし、最後まで一緒にプレーできなくて悲しいよ」

 

 

奨吾がつけてプレーしたマーティンの青いリストバンドにはこんな意味が込められていました

マーティンの思いを奨吾に伝えたとき
ちょっと泣きそうになってしまいました

また二人が一緒にプレーするところを見れたら嬉しいな

二人のことをもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を読んで頂けたら嬉しいです

この本では選手のプロフィールが通常の野球名鑑とは違う切り口で紹介されています!

ちなみにマーティンのリストバンドはこちらです


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