最近読んだ本に書いてあった言葉です。
刺さりました…
自分はなんて図々しいんだろうって気付かされました。
こんなにやってあげてるのに…
なんでやってくれないの…
不公平だろ…
いつも聞いてるんだから、たまにはこっちの言うことも聞いてよ…
今までやってもらったことを棚に上げて
自分がやったことばかり覚えています。
図々しいですね。
通訳の仕事は外国人選手が試合に集中できる環境をつくることです。
頼まれたことは基本的に断りません。
なぜなら僕が断ったら彼らは他に頼む人はいません。
言い方は悪いかもしれませんが
彼らのためにやってあげる
ということが仕事です。
昔はこのように思っていました…
○○してあげたんだから
○○してくれてもいいんじゃん
今思えば図々しいです。
○○してあげることが僕の仕事なのに。
給料までもらって、更に見返りを求めるだなんて。
そもそも、してあげるなんて言うことすら間違っています。
○○することによって今の生活が成り立っているんで、こちらが感謝すべきだと思います。
感謝してもらえたら嬉しいですが
それが仕事だろ!
と言われたら
おっしゃるとおりです!
としか言えません。
ただ家族や両親は違います。
無償で愛してくれます
ご飯を食べさせてくれます。
洗濯をしてくれます。
着るものを用意してくれます。
体調が悪くなったら病院に連れていってくれます。
寝ないで看病してくれます。
生活費や学費を出してくれます。
お小遣いまでくれます。
これらすべてのことは仕事ではありません。
すべて無償です
こんなに尽くしてくれている家族や両親に対して…
よくも…
まぁ…
文句やひどいことを言えたもんか…
今思うと恥ずかしくなってきました。
感謝しても感謝しきれないのに…
なんて図々しいんだろう。
自分に子供ができてようやく気付くことが出来ました。
今、自分が子供たちにやっていることは全部やってきてもらったこと。
40歳になるまでに気付けてよかったです。
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